2024年10月4日(金)に浜松市に本社があるFMラジオ局「K-MIX」と、富士市に本店を構える「御菓子庵田子の月」とのコラボ商品「ズミ山頂」が発売されました。
この商品は田子の月の定番商品「富士山頂」を基にしたもので、2024年のキャラメルリンゴ味で第7弾です。
子どもの頃からずっとキャラメルの甘さが苦手な私が、好奇心から食べた「ズミ山頂」の感想は如何に!?
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そもそもズミ山頂ってなに? どこで売ってるの?
ズミ山頂は前出のようにK-MIXと御菓子庵田子の月(以下、田子の月)とのコラボ商品で、2018年以来毎年10月上旬に味を変えて販売しています。
販売期間は例年10月上旬からその年の12月下旬まで。期間限定の人気商品です。
【第1弾~第7弾までの味の変遷】
・2018年…チョコカスタード味
・2019年…タピオカミルクティー味
・2020年…チーズ味
・2021年…ハニーバター味
・2022年…すい~とぽてと味
・2023年…カフェラテ味
・2024年…キャラメルリンゴ味・1個210円(税込み)
販売しているのは静岡県東部・富士市に本店を構える田子の月の店舗だけで、県西部にはJR浜松駅北口付近の遠鉄百貨店新館B1F内にしかありません。
西部エリア在住の方にとって、食べるのに少しばかりハードルが高いスイーツです。
ズミ山頂を買ってみた
2024年のキャラメルリンゴ味の個包装には、K-MIXの人気パーソナリティ・ズミさんこと高橋正純さんがリンゴの被り物をした似顔絵が描かれています。
今年の1月から自宅でラジオを聞き始め、同商品の存在を知った私は遠鉄百貨店新館B1Fの店頭で実物を目にした際、「わあ…これかぁ…」とそのデザインに驚きました。目を惹くよね。
さらに田子の月の浜松店へ行くのも初めてなので、「せっかく田子の月へ来たんだから」と、ズミ山頂だけではなく基となった定番商品の「富士山頂」も一緒に購入。どちらも初めてなので、楽しみ~。
なぜ、居住市内に店舗があるにも関わらず、今回が田子の月浜松店への初訪問だったのかというと、それは単純にその日の朝まで同店舗が浜松市内にもあることを知らなかったからです。
だって同じ県内とはいえ、富士市と浜松市の各市役所間は直線距離にして100キロほど離れているんだもん。だから浜松市内に店舗はないと思っていたんだもん。なんなら浜松からだと西隣の愛知県名古屋市の方が近いもん。
開封してみた
ドキドキしながら開封すると、中からは茶色くて丸いモノが。わあ…これが今年のズミ山頂なのね。
パッと見てキャラメル風味を連想させる色と、上に乗った白いシュマロとの対比がお見事。うん、可愛い。
ハート型をしたマシュマロには、ズミさんへの愛が込められているそう。
香りは、どことなく黄身餡入りお饅頭(敷島製パンの「なごやん」)のように思えましたが、田子の月公式サイト内の商品紹介ページを見たところ黄味餡ではない様子でした。よくよく考えたら、キャラメルリンゴ味なので黄身餡ではないよね。ただカスタードクリームを使っているので、それが香りに関係しているのかも知れません。いや、単に私の嗅覚に問題があるのかも?
次に横から見ると、商品の上部はキャラメルコーティングが。
開封した時に、「マシュマロが乗った上の部分と下の部分は生地そのものが違うのかな」と思いましたが、そうではありませんでした。
前出のように子どもの頃からキャラメルが苦手なため、滑らかでしっかりとしたキャラメルコーティングに慄きつつも、「上部すべてがキャラメル風味ではなくて表面だけだもん。なんとかなるよね」と思うことに。でもやっぱり甘さが気になる…。
ところで「キャラメルの甘さが苦手と言うけど、どれくらい苦手なのか」と思う方もいますよね。
それは遅くとも3歳の誕生日前頃にはすでに「苦手」で、伯母からキャラメル1箱を貰った時に包み紙を開きペロリとひと舐めしたもののその甘さに驚き、冷蔵庫のドアへペタリペタリと貼って食べた振りをしていたくらいなんです(目撃していた母による)。
しかもキャラメルだけではなく、その甘さ故にお菓子全般が苦手で、小学生の頃は遠足にお菓子を持って行きたくないほどでした。けれど母親の見栄から無理やりお菓子をリュックに詰められ…。食べずに持ち帰るから、要らなかったのに…。
幸い大人になって少量だったり甘さ控えめだったりすれば美味しくいただけるようになりました。そのためYahoo! クリエイターズプログラムで遠鉄ストアのオリジナルスイーツ・デリスの実食記事は書けるのです。
甘さを気にしながら半分に切ると、中にはキャラメルリンゴ餡が詰まっていました。
これは1個で充分お腹が膨れそうな予感がする…。昼食を控えめにしておいて良かった。
と、ここで商品紹介ページをよく見ると、ハート型のマシュマロを避けて切っていました。
あ…そういえば、このマシュマロにはズミさんへの愛が込められているんだっけ。でも真っ二つに切っちゃったもん。もう引き返せない。
仕方ないので、気にせず食べましょう!
いざ、実食!
まずは、キャラメルコーティングが施された部分から。
恐るおそる口に運ぶと、おや? キャラメルの味はそれほど強くない…? これなら食べることができそう。良かった。
ほっと胸を撫で下ろしながら、次にスポンジとキャラメルリンゴ餡を同時にパクリと。
…う…甘い…。スポンジ部分は甘さを抑えた人形焼きっぽい感じで、これだけなら食べることができるけれど、キャラメルリンゴ餡が甘い。とにかく甘い。
中に細かく刻んだ紅玉リンゴが入っているのは分かるけど、リンゴの酸味を感じることはできるけど、それでも甘い。全体的に甘い。どうしたらここまで甘くできるのか、というくらい甘い。両頬を往復ビンタされたくらいの衝撃的な甘さ。今まで真剣に向き合ったことがなかったので知らなかったけれど、これがキャラメルの甘さなのね…。
いつもスイーツのお伴で飲んでいるストレートのセイロンティーだけでは口の中に広がった甘さを中和することができず、途中で緑茶(静岡県西部の森町に鎮座する小國神社の神饌茶)も淹れて飲んだけど、それも空回り。この甘さには勝てない。
仕方ないので口直しの奥の手、減塩ふじっ子塩こんぶを登場させ、どうにかこうにか1個食べ終えることができました。ズミ山頂キャラメルリンゴ味、恐るべし。
でも、どうしよう…まだあと1個残ってる…。さらに富士山頂もある。わぁぁぁぁぁん。私の読みが甘かったぁぁぁ。
この甘さは田子の月からズミさんへ、そして購入者からズミさんへの愛の甘さなのかもしれない…。マシュマロを真っ二つに切らなければ。
ではなぜ食べることにしたのかというと、それはキャラメルの甘さよりも好奇心が勝ったからと、ちょうど遠鉄百貨店で北海道フェアが開催されロイズの出張店舗が来ていたから。キャラメルを含み甘いモノは苦手だけれど、ロイズの生チョコ(ガーナビター)は別物なのです。とはいえ、賞味期限内に食べ終えることはできないけどね。
来年はどうしようかなあ…。和栗モンブランは好きなので、和栗モンブラン味だったら今年のことは忘れて買っちゃうかも!?
店 舗 名:御菓子庵田子の月
住 所:(本店)静岡県富士市青葉町40(浜松店)静岡県浜松市中央区旭町12-1えんてつビル内遠鉄百貨店新館B1F
営業時間:(本店)9:00~19:00、(浜松店)10:00~19:30
駐 車 場:あり
公式サイト:御菓子庵田子の月の公式サイト (外部リンク)
この記事は無断転載およびAI学習禁止です。(麻生のりこ)