「浜名湖花博2024」で季節の花々を楽しもう!会場内の見どころや、チケット情報をご紹介

おでかけ情報
浜名湖ガーデンパーク「花美の庭」のバラ(撮影日:2021年5月10日)

2024年3月23日から、浜松市郊外にある季節の花々が美しい2つの公園で浜名湖花博2024が始まりました。

この記事では両会場の見どころや地形、チケット情報のほか、使用後のチケット半券提示で受けられるサービスをご紹介します。

花博の会場は浜名湖ガーデンパークと、はままつフラワーパーク。
どちらの会場も花博に向けて花壇の整備を行い、会期中限定のイベントが楽しめます。

浜名湖花博2024の会場は2ヶ所

浜名湖花博2024は春から初夏にかけて季節の花々が楽しめる、花に特化した博覧会です。

 

「『浜名湖花博』って、かなり前にもやってたよね?」
と思う方もいるかもしれませんが、それもそのはず。

浜名湖花博2024は今から20年前に開催された浜名湖花博の20周年記念事業なんです。

会場は2ヶ所

前回の開催場所は浜名湖ガーデンパークだけでしたが、今回は浜名湖ガーデンパークと、はままつフラワーパークの2ヶ所です。

なお、開催期間は浜名湖ガーデンパークが4月6日(土)から6月2日(日)までで、はままつフラワーパークは3月23日(土)から6月16日(日)までです。

浜名湖花博2024公式サイト(外部リンク)

 

はままつフラワーパークの方が早いのは、桜とチューリップの競演が楽しめるから! …だと思うけど、どうなのかなあ。

 

桜とチューリップの競演風景(撮影場所:はままつフラワーパーク / 撮影日:2021年3月26日)

 

あとは浜名湖ガーデンパークの方が広いので、整備に時間がかかる…から?

もしかしたら、2つの会場の運営元が異なっている(浜名湖ガーデンパーク…静岡県、はままつフラワーパーク…浜松市関連の振興財団)ことも関係しているのかもしれません。

 

入場料金はいくら? お得なチケットはあるの?

浜名湖花博2024の入場券は普通入場券、セット入場券、期間パスポートの3種類。
お得なチケットは、このなかのセット入場券と期間パスポート、そして はままつフラワーパークの年間パスポートです。
それぞれの料金は下記の通りです。

<普通入場券>

  • 浜名湖ガーデンパーク…大人800円 / 小・中学生400円
  • はままつフラワーパーク…大人1,000円 / 小・中学生500円

<セット入場券>(両会場へそれぞれ1回ずつ入場可能)

  • 大人1,700円 / 小・中学生850円

<期間パスポート>

  • 浜名湖ガーデンパーク…大人3,200円 / 小・中学生1,600円

はままつフラワーパークに期間パスポートはありませんが、同園が販売している年間パスポートを利用して入場できます。

<はままつフラワーパークの年間パスポート>

  • 大人2,800円 / 小・中学生1,200円 / シニア(70歳以上)2,000円

これを使えば、浜名湖花博2024が終わってからもパスポートの有効期間内だったら何度でも入れるんです。
たとえばこれからだと、藤⇒バラ⇒アジサイや花菖蒲を愛でるだけで元が取れちゃう計算に。

しかも当然のことながら「年間」なので、冬期に行われるであろうイルミネーション(毎年、開催しています)や翌春の早咲き桜に桜×チューリップの競演、八重桜の季節も入場OK!
1年間、存分に季節の花を満喫できます。

私は2021年に年間パスポートを購入し、桜や藤、バラを堪能。
桜と藤は夜間開園期間にライトアップされた様子も見ました。

 

…ということで、お得なチケットをまとめると3種類ありました。
何度も楽しみたい方は、参考にしてくださいね。

  • 各会場へそれぞれ1回ずつ入場可能なセット入場券(会場ごとに購入するよりも大人100円 / 小・中学生50円お得)
  • 浜名湖ガーデンパークの期間パスポート(開催期間中に5回以上入ればお得)
  • はままつフラワーパークへの年間パスポート(開催期間中に3回以上入ればお得。仮に入れなくても、その後で挽回可能)

 

ちなみに私はセット入場券を前売りで買いました。
しかしまだ使っていません…。行けるかどうか、とっっても微妙です。

 

チケットの購入場所はどこ?

チケットは両会場のチケット売り場のほか、スマートフォンやコンビニ、お近くの取扱店舗で購入できます。
入場前に購入しておけば、当日はチケット購入列に並ばなくて良いので時短になりますよ。

 

使用後のチケット半券提示でサービスあり

使用後のチケット半券を協力店へ提示すると、ちょっとしたサービスを受けることができます。

半券提示で受けられるサービス一例:

  • うなぎ徳(遠鉄百貨店本館8F)…ソフトドリンクサービス
  • OMGKITCHEN(ザザシティ浜松中央館1F)…浜松市春野町産の選べるオーガニックティー1杯プレゼント

サービス実施店舗は市中心部(「まちなか」)で、ほとんどの店舗が浜松駅から徒歩圏内。
帰宅前に立ち寄れそうな場所があれば提示して、お得なサービスを受けちゃいましょう!

 

駐車場料金

両会場ともに駐車場料金がかかります。
浜名湖ガーデンパークは1台500円で、はままつフラワーパークは1台200円です(※どちらも乗用車)。

普段、前者は駐車料金が無料なので、ご注意ください。

 

各会場の見どころ紹介

それでは4月下旬からの各会場の見どころを簡単にご紹介します。

浜名湖ガーデンパーク

<見どころ>

  • 新たに誕生したローズガーデン「新感性ローズガーデン×R」
  • 東海エリア初開催の体験型ミュージアム「イマーシブミュージアム浜名湖」
  • 浜名湖花博2024開催記念庭園「汽水園」
  • 印象派庭園「花美の庭」藤の花(4月中旬~5月初旬)&バラ(5月上旬~6月初旬)

 

浜名湖ガーデンパーク「花美の庭」の藤の花(撮影場所:浜名湖ガーデンパーク / 撮影日:2019年4月28日)

浜名湖ガーデンパーク「花美の庭」のツルバラのアーチ(撮影場所:浜名湖ガーデンパーク / 撮影日:2021年5月10日)

 

広大な敷地を持つ同園では、あちこちで四季折々の草花を見ることができます。

そのなかで人気なのは、同園の一番奥にある「花美の庭(花の美術館)」の藤とバラの花!

バラの大アーチは通り抜けることができ2024年は4月27日(土)から。予定では5月12日(日)までです。
通り抜け期間が「予定」なのは、バラの花の見頃次第のため。通り抜けてみたい方は、お早めにどうぞ。

 

花美の庭は2004年の浜名湖花博の時には「モネの庭」と呼ばれていた場所で、今でも藤が絡まる緑色の橋や池に浮かぶ睡蓮、ピンク色の壁を覆うツルバラなどがきちんと整備され、その頃の名残を留めています。

 

園内には浜名湖花博2024限定で、地元食材を使った美味を味わえるフレンチレストラン・ターブルブルー「LENRI」も登場。
週末を中心に行われるイベントも多く、いつ行っても楽しめます。

 

そうそう。
同園は園内が広く、入り口(ゲート)から花美の庭まで約900メートルあります。
900メートルといえど、途中には展望塔や新感性ローズガーデン×R、ポタジェガーデンなど見どころ満載!

そのため歩いて疲れやすい方は、片道だけでも遊覧船ガーデンクルーズの利用を考えても良いかもしれません。

 

私は花博のような大規模イベントが行われてない平常時でさえも、花美の庭へ行くまでの間にあちこちへ立ち寄り疲れてしまうことがあるので、時々復路に利用することも。

 

浜名湖ガーデンパークの遊覧船ガーデンクルーズ乗降場(撮影場所:浜名湖ガーデンパーク / 撮影日:2021年5月10日)

 

平常時は入場・駐車料金ともに無料なことに加え基本的に平地なので、ウォーキングを兼ねて来園する方も多いようです。

 

はままつフラワーパーク

<見どころ>

  • 3つの新ガーデン(フラワーフォレスト、はなのはら、ウェルカムガーデン)
  • 360度映像で園内の美しい花々を体感できる特設シアター「花みどり映像館」
  • 藤(4月中旬~5月初旬)・夜間開園時に藤のライトアップ(4月25日~5月5日)と、ウォータースクリーン大噴水ショー
  • バラ(5月上旬~6月上旬)&アジサイ(6月)や花菖蒲(5月下旬~6月中旬まで)など季節の花々
  • 大温室内の飾りつけ

 

はままつフラワーパークの藤棚(撮影場所:はままつフラワーパーク / 撮影日:2021年4月21日)

はままつフラワーパークのローズガーデン(撮影場所:はままつフラワーパーク / 撮影日:2021年5月10日)

 

はままつフラワーパークはウェルカムガーデンを中心に、やや半円状に園地が広がっています。
たとえるなら、田園調布駅とその西側に広がる住宅地…といった感じ?

 

同園は起伏に富んだ地形を活かして造られました。
そのためウェルカムガーデンとその正面に見える大温室や大温室の隣にあるバラ園などは平地ですが、ウェルカムガーデンと大温室の間にある噴水地はくぼんでいます。

 

「起伏に富んでるってことは、上り下りが多いの? 花は見たいけど疲れるならちょっと…」と躊躇する方もいますよね。
はままつフラワーパークは見どころを押さえておけば、浜名湖ガーデンパークより回りやすいと思います。

 

(はままつフラワーパーク園内マップ / はままつフラワーパーク公式サイトより拝借)

 

特にこれからの季節の場合、藤やバラ、花菖蒲は植栽場所がある程度決まっているので、短時間でも充分満喫できるでしょう。

 

3月下旬から4月上旬頃まで楽しめる桜とチューリップの競演場所は主に同心円状の内側外周部分で、ぐるりと散策しながら花々を愛でるスタイルです。
園内の移動に「フラワートレイン」がありますが、それを使うと大まかなお花見は楽しめても、のんびりとお花見気分を味わうのは難しいんですよね。

 

Yahoo!の地域クリエイターとして、同園の春から初夏にかけての見どころと夜桜、藤の花のライトアップなどの紹介記事を書いたので、よろしければ参考にどうぞ。

 

浜名湖花博2024会場周辺地図&【この記事の関連メモ】

先述しましたが、浜名湖花博2024の2会場は浜松市郊外で浜名湖の近くです。

市の中心部から離れているため移動に時間はかかりますが、郊外だからこそ園地を広く確保でき、緑豊かで自然を感じさせる公園となっています。

<会場周辺地図>

 

【この記事の関連メモ】

 

【2024年4月28日更新】浜名湖ガーデンパークのバラの大アーチ通り抜け期間、はままつフラワーパークの藤の花のライトアップ期間