2023年3月7日から始めた「100日間、毎日本を読む」企画──題して「連続読書100日チャレンジ宣言」。
本好きが高じて書店員になった私は、果たして100日間連続して本を読むことができるのでしょうか。
また、できたとして期間内でいったい何冊読み終えるのか、そして1冊を読み終える速度はどれくらいなのでしょうか。
この記事では100日間のうち、1日目から10日目までの進捗状況を、Twitter(現・X)へのツイート(「#100日連続読書チャレンジ宣言」)と感想を交えながらまとめました。
チャレンジしたきっかけは、こちらの記事をご覧ください▼
スタートは3冊…ではなくて2冊から(1~3日目)
とある事柄をきっかけに挑戦し始めた「100日連続読書チャレンジ宣言」。
前回の記事にも書いたように、私は1冊集中型ではありません。
自室に1~2冊(3冊以上のことあり)、居間に1冊は置いておき、読みたい時に読めるようにしています。
ただ、自室に置いておく複数冊の本はすべて同じ系統ではなく、たとえば新書、旅行系、歴史、小説…というように異なっています。
ちなみに、企画開始を告げるツイートでは、「3冊からスタート」となっています。
(それまで読んでいた本は途中からカウント)
ところが実際に始まってみると、2冊からでした。
これはなぜかと云うと、ツイート内でも書いていますが、単に日にちの計測間違いです。
実は私が現在読んでいるのは、殆んどが図書館で借りた本なんです。
いやいや、自分でももちろん買いますが、それらの多くはいったん図書館で借り、内容を吟味したものなんです。
だって、お財布と置き場所に限りがあるんだもん。
本当はね、欲しい本をすべて買いたいんです。紙の書籍で。物理的に「本」という形で。
けれど、そもそも図書館で見つけるのが遅いと、どんなに「買いたい!」と熱望しても品切れになっていることが多くて叶いません…。
悲しい書籍事情です…。
気を取り直して。
さて、2日目はどうでしょう。
あーあーあー。
出ました。ChatGPTもとい生成AIで書いたんじゃないのか疑惑本。
しかし、Aの本の発行年は2021年なので、たぶん生成AIで書かれてはいないと思います。
でもね、「このイラストで描かれているものは、この名称ではないよね」「この事象が消えたのは、この年ではないよね。もう少し後だよね」など、結構疑惑箇所があったんだよね。
読書メーターのレビューを見ると、私以外にもそう思った人が何人かいるし。
たとえば、
項目の扱われ方にやや印象操作があり、呼び名や内容が変化して生き残っているものもあるから読み込みが必要。
(みやしんさん)
や、
絶滅度の評価に一部異論が無いではないが
(kazさん)
など。
レビューは書かないけど、他にもこのような感想を抱いた人はいると思う。
校閲漏れなのか、そもそも校閲者がいないのか。
校閲したけれど、「これで良し。あってま~す」なのか。
むむう。
ただ言えるのは、これからは、このように疑惑が持たれる本が増えるのかもしれない、ということ。
…嘆息。
3日目からBの本がスタートしました。
図書館で借りたこの本は人気があり、この時は貸借2回目。
さて、今回は返却期日までに読み終えるのでしょうか?
楽な方に流されていく…(4~7日目)
4日目を迎え、そろそろ分かって来たことがひとつ。
それは、たしかに併読してはいるけれど、「いっときに3冊以上は併読していない」ということ。
そっか…そうだったのか…。
そして5日目。
Bの言語学の本は面白いんだけど、プロレスの話題がほぼ分からない&専門用語が出てくるので難しく、なかなか読み進まず。
たぶんエンジンがかかれば、もっと読書スピードが速まると思う。
思うんだ…。
6日目に読んだのは、雑学本と言語学の組み合わせ。
もしかしたら私の中では言語学の本も雑学に入るのかもしれない…。
…そうですね。まさにその通りです。
楽な方(雑学本)に流されていく。
そんな7日目。
3/16に何かが起こるらしい(8~10日目)
3月16日に起こること。
それは取材。
その取材は、その後速やかに記事を書いて入稿しなくてはいけないため、16日以降も毎日本を読むことができるのかどうかを怖がっているのです。
9日目は新書のみ。
この新書は、とある取材途中に偶然見つけた古書店で購入しました。
その取材は同行者なしの散策タイプだったので、どこで休もうがそれは私の気分次第。
店内で物色がてら、歩き疲れた身体を休めました。
もちろん立ったままだけど、それまで日傘を使用していたとはいえ日向を歩いていたので、日陰が嬉しかったのです。
さて、そんなこんなで迎えた取材当日。
帰宅後に読んだのは昨日と同じで新書のみ。
この新書は日本史のくくりだけど、雑学といえば雑学なのかも。
…と、このような感じで、まずは10日間終了。
さて、11日目からの読書スピードはいかに!?
取材(内覧会)の様子です(外部リンクのため別タブが開きます)▼
連続読書100日チャレンジ宣言2へつづく