バスにする? それとも船? 「浜名湖花博2024」会場までのアクセス情報をまとめてご紹介!

浜名湖花博2024会場までのアクセス情報まとめ おでかけ情報

浜松市郊外の2会場で浜名湖花博2024が大人気開催中!

この記事では市の中心部から離れている浜名湖花博2024会場までのアクセス方法について、車や路線バスはもちろん、直行バスや行く水上交通、浜松駅からのお得な交通手段などをまとめました。
また、バスツアーを利用する場合のメリットとデメリット、浜名湖花博2024へ行くバスツアーの特徴を簡単にご紹介します。

浜名湖花博2024会場へのアクセス方法

季節の花の美しさや会期中限定のイベント等で盛り上がっている浜名湖花博2024。

会場は浜名湖ガーデンパークとはままつフラワーパークの2会場で、どちらも浜松市中央区(旧西区)で浜名湖に近い場所です。

開催期間は浜名湖ガーデンパークが4月6日(土)から6月2日(日)までの58日間で、はままつフラワーパークは3月23日(土)から6月16日(日)までの86日間。
春真っ盛りの花の移ろいを満喫できる、花に特化した博覧会です。

両会場での花の見頃やチケット情報について、詳しくはこちらの記事をご覧くださいね▼

公共交通機関の場合

JR浜松駅ビル(2021年12月撮影)

2会場へはJR浜松駅北口BT(バスターミナル)から発着している路線バスを利用し、乗り換えなしで到着できます。

新幹線または東海道線をJR浜松駅で下車⇒浜松駅北口BTへ移動⇒1番乗り場から
はままつフラワーパークは30「舘山寺方面」
浜名湖ガーデンパークは30「舘山寺温泉 村櫛 浜名湖ガーデンパーク」方面行きバスに乗車し、それぞれのバス停で下車

※注意※JR浜松駅は新幹線のぞみ号は停車しません

JR浜松駅改札から北口BTまでの行き方を「浜松浜名湖だいすきネット」に書きました。
参考にしてくださいね▼

浜松駅北口BT内のバス乗り場案内板(2022年6月撮影)

1番乗り場(2022年9月撮影)

BTは16角形をしているので、目当てのバス乗り場がすぐに見つからなくても、1周回れば辿り着けます。

運賃は、はままつフラワーパークへは大人片道610円 / 浜名湖ガーデンパークへは大人片道750円。
開催期間中だけですが、それぞれの会場を結ぶ路線バスも運行しています。

※小学校就学前は「幼児」となり、1人で利用する場合は小児(こども)運賃がかかります
ただし幼児の方に同伴する大人もしくは小児がいる場合は、同伴者1名につき幼児2名まで無賃

土日祝日限定はEMotがお得

土日祝日に行く場合は、遠鉄バスの路線バスが1日乗り放題になるEMotの利用がお勧めです。(EMotの料金は大人1,000円、こども500円 / スマホのみ対応)。

路線バスで浜名湖ガーデンパークまで往復すると大人1,500円、こども760円かかるため、往復ともにEMotを利用すると大人で500円お得に!
乗車するのは同じ路線なのに、運賃が安くなるのは嬉しいですよね。

EMotの公式サイト(外部リンク)

※EMotは遠鉄バスでは販売していません。問い合わせは小田急へ

浜名湖ガーデンパークへは水上交通(船便)や直行バスあり

浜名湖ガーデンパークへは浜名湖花博2024開催期間中に限り、JR弁天島駅付近など数ヶ所から船便が出ています。
湖上を渡る風を受けながら季節の花々を観に行くって、いいなあ。

また、JR舞阪駅-浜名湖ガーデンパーク間は会期中に限り直行バスも出ています(片道運賃:大人380円、こども190円)。

愛知県豊橋方面から浜名湖ガーデンパークへ行きたい方は、舞阪駅からの直行バスを利用すると便利ですよ。
時間が合えば、舞阪駅からの直行バスと船便とを組み合わせて往復路を楽しむのもよいと思います。

車の場合

・はままつフラワーパーク:東名高速道路・浜松西インターから約15分
・浜名湖ガーデンパーク:東名高速道路・浜松西インターから約25~30分(はまゆう大橋経由 / 2024年6月16日まで無料開放中)、舘山寺スマートインターから約20分
・駐車場料金(いずれも乗用車)…はままつフラワーパーク1台200円 / 浜名湖ガーデンパーク1台500円

高速バスの場合

浜松へは仙台や首都圏(都内や横浜)、関西(京都・大阪・神戸)方面からは乗り換えなしでOK。

「え? 仙台からも乗り換えなしで行けるの?」と思う方もいますよね。
名古屋と仙台とを結ぶ名鉄バスの「青葉号」が、2022年4月から浜松駅北口BTへの乗り入れを開始したため可能になったんです。

私は往復利用して、仙台旅行を楽しみました(往路は名古屋駅から乗車)。
その時の往路の体験乗車記です▼

首都圏や関西方面からは、JRバス以外のバス会社も運行しています。

バスとりっぷの取材以外でも何社か乗りましたが、プライベートで一番多く利用しているのは、地元・浜松の遠鉄バス。
地元のバス会社だからなのか落ち着くんですよね。

バスとりっぷでは虎ノ門ヒルズから発着している「イーライナー」乗車記体験記を書きました▼

遠鉄バス「イーライナー」(2022年9月3日撮影)

夜行バスは寝ていてる間に目的地へ到着するので、朝から活動したい方にお勧めです。

バスツアーのメリットとデメリット

浜名湖花博2024へは行きたいけど…

「自宅から、会場となる浜松市郊外までのアクセスがたいへん」「体力は会場内で使いたいから、移動には体力を使いたくない。移動時には身体を休めたい」「会場以外の観光地等へも立ち寄りたい」

そのような場合はバスツアーがお勧めです。

ただ、どうしてもメリットとデメリットが。
そこでバスツアーのメリットとデメリットを、簡単に3つずつピックアップしました。

メリット

・JR浜松駅北口BTで路線バスへ乗り換えをしなくて済む
・旅行代金が安くなる可能性あり
・車の運転をしなくてよいので、のんびりと楽しめる

バスツアーを使えばJR浜松駅北口BTで路線バスへ乗り換えなくてもよいし、入場料金も団体割引が適用されるため、個人で行くよりも便利なうえ旅行代金も安くなると思います。
また、個人では予約の取りにくい施設へ入れるコースもあります。

車で行こうとしている方には「運転をしなくて済む」「ドライバーに配慮しなくてよいので、移動中に居眠りできる」などのメリットも。

デメリット

・時間に縛られる
・旅程に興味のないスポットが入っている可能性あり
・急に行けなくなった場合、キャンセル料金が発生する

ただその分、時間に縛られるので、「もう少し、はままつフラワーパークに滞在したいな」と思っても、できないんですよね。
また、浜名湖花博2024以外に何ヶ所かスポットを回るコースの場合、自分がさほど興味を持っていない場所が入っているかもしれませんし、急な用事や体調不良で行けなくなった時はキャンセル料金が発生します。

メリットとデメリットを秤にかけ、心に残る浜名湖花博2024をお楽しみくださいね。

バスツアーの出発地(2024年5月8日現在)

浜名湖花博2024が含まれるバスツアーは関東、北陸、東海、近畿地方から出発しています。

出発地が東海地方の場合は殆んどが日帰りで、関東や関西からだと1泊2日のコースで楽しめるようになっています。

日帰りコースの中には両会場を回らず「はままつフラワーパークだけ」「浜名湖ガーデンパークだけ」のコースも。
花博は会場名が「フラワー」と「ガーデン」で紛らわしいので、お間違えの無いようにご注意を。

昼食にうなぎを食べたり、お土産を買ったり、他の花スポットへ回ったり…。
バスツアーを利用して、気軽に浜名湖花博2024へどうぞ。

<出発地と旅行企画・実施会社>

・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川…クラブツーリズム
・富山・福井…読売旅行 東日本販売センター
・愛知…JTN、日本ユース旅行、クラブツーリズム
・岐阜…クラブツーリズム
・大阪・兵庫・奈良…クラブツーリズム

・静岡県内
静岡・清水・富士・沼津店…阪急交通社 トラピックス静岡 国内

下記記事の末尾では、浜名湖花博2024へ行くバスツアーが検索できるようになっています。
とても便利なので、よろしければご参考に。

浜名湖花博2024会場周辺地図&【この記事の関連メモ】

先述しましたが、浜名湖花博2024の会場は浜松市郊外で浜名湖の近く。
特に浜名湖ガーデンパークは浜名湖に突き出た半島の先端に位置しています。

そのため、JR弁天島駅付近など数ヶ所から船便(水上交通)で向かうことができるんですよ。

<会場周辺地図>

花と緑が美しい浜名湖花博2024で、季節の花々を満喫してくださいね。