浜松市の総合スーパー・遠鉄ストアのオリジナルスイーツ「デリス いちごモンブランプリン」をご存じでしょうか。
…と言われてもピンと来ない方が多いと思います。と言うのは、このスイーツの販売日は年間わずか2日間きりだから。2025年の場合、1月18日と19日に行われた「いちご特集」の2日間でした。毎月のように新しいスイーツを世に送り出しているデリススイーツの中では、特に貴重な存在のスイーツです。
さて、このいちごモンブランプリンを食べた感想は如何に!?
遠鉄ストアのオリジナルブランド「デリス」ってなに?

「デリス」は静岡県浜松市に本社を持つ総合スーパーの遠鉄ストアと、同市中央区の日之出物産とが共同開発したオリジナルスイーツブランドです。
2001年春に誕生して以来、地元素材をたっぷりと使った美味スイーツを次々と開発・販売しています。
素材の味が良いからなのかレシピや製造方法にこだわっているからなのか分かりませんが、甘さ控えめなスイーツがあり、甘いお菓子が苦手な私でも美味しく味わうことができます。
そのようなことから2023年10月からYahoo! クリエイターズプログラム(外部リンク)で実食記事を公開しています。
デリス いちごモンブランプリンの外観

私がこのいちごモンブランプリンを購入したのは2025年1月19日のこと。値段は1つ税込み321円で、冷蔵ショーケースに他の苺スイーツと一緒に並んでいました。
その中には前週購入した「デリス 苺ピューレのかかった苺プリン」の姿もあり、とても迷いましたが、今まで見たことがなかったことが決め手となってカゴの中へ入れレジへと進みました。
上から見ると赤い苺と、ピンク色のモンブランクリームとのやさしい色合いが可愛らしい雰囲気です。

横から見ると、この間食べた1月の新作スイーツ「デリス 苺ピューレのかかった苺プリン」とは異なり、プリン部分は一般的なプリンのようです。
ただプリンとモンブラン部分の比率が気になったので、定規で測ったところ、おおよその比率はプリン(カラメル含む)5.7に対し、モンブランは4.3でした。意外と競ってるっ。
よく見るモンブランプリンって、もう少しモンブランが少ないような気がするけど、どうなんだろう? なにはともあれ、食べるのが楽しみっっ。
※比率には個体差が生じます
いざ、実食!

蓋を取ると生の苺と、モンブランからだと思いますが甘酸っぱい苺クリームの香りがしました。苺の赤とモンブランのピンクが春~♪
ではでは、まずはトッピングの苺から。
苺は少し酸っぱめでしたが、モンブランの甘さとバランスが取れていてちょうど良い感じ。

苺とモンブランのハーモニーを楽しんだ後、ふと容器に視線を移すと、ん? 苺の下がなにやら淡~いピンク色をしているように見えるけど、あれは何!?

気になりましたが次はモンブランです。
んん? モンブランだけで食べると、苺と一緒に食べた時よりも甘くないかも。甘いものが苦手な私でも、これならOK。

もぐもぐもぐ…とモンブランを2掬いほど味わった後に容器を見ると、あ…! 苺の下で淡いピンク色に見えた部分が広がっていました。しかも色は「淡いピンク」ではなくて、どうやら「白」。
これは、もしや生クリーム?
モンブランの下には外からは見えない秘密あり!

気になったので、次は白いところを多めに掬ってみました。画像では分かりにくいかもしれませんが、上が白いところで下がモンブランです。
ひと口でパクリといただくと、あ! やっぱり! この白いのは生クリームっっ。お~いし~い♪ デリスのだったら生クリームだけでも食べられると思う。

そしてモンブランと生クリームの層をほぼ真下に掘ると、クリーム色のプリンが。

プリンはなめらかでそれほど甘くなく安定の美味しさで、カラメルは固体ではなくて流動性のある液体っぽい感じでほろ苦く。苺ピューレのかかった苺プリンとは違って一般的なプリンでした。
モンブランと生クリームとプリンを一緒に頬張ると、モンブランの甘酸っぱさが勝つように思えました。
このモンブランって、苺と一緒にいただくとモンブランが甘く、それだけだとそれほど甘くなく、プリンとモンブランと生クリームとを一緒にいただけば甘酸っぱく思える、なんとも不思議な味わい。
でもその味わいだから、苺やプリンと調和が取れて美味しさのハーモニーを奏でるんだろうな。

そうそう。苺ピューレのかかった苺プリンよりも大きい容器でした。ごちそうさまでした♪
基本情報と追記
追記ですが、実はこの記事は当初掲載許可が下りたことからYahoo! クリエイターズプログラムで実食記事として執筆しました。ところが、内容確認段階で販売期間が「年間2日間」なことが分かり公開できなかったのです。
そのため、ブログ用に追記修正いたしました。
この記事は無断転載およびAI学習禁止です。(麻生のりこ)